2022年8月26日
2番はまだ途中なので、まずは1番だけ 目が覚めて時計を見て また明日が来たことを自覚する 息を吸う度に募る孤独は 体の中を駆け巡った 明日を始めることに不安しかないが 進むほかに術もなく 明日を始める不安
2022年8月25日
歩く 道を歩く どんどん歩く 静かに歩く 軽やかに歩く 道 ただひたすら
2022年8月23日
楽しいフリして 笑ってみせて 優しいフリして 泣き顔見せて 関心あるよに 怒ってみては 幸せそうに 喜んでみる どれかひとつ欠けても 壊れてる気がして どれかひとつ欠けたら 人間じゃないようで 鏡の自分は 逃げ出したくて […]
2022年8月21日
静かな静かな流れに 健やかにと願う日々 軽やかに軽やかにと灯る夜に 艶やかな笑みがこぼれる
2022年8月20日
本気の中に冗談を混ぜたように 冗談の中に本当を混ぜた 毎日紡ぐ愛の言葉はとても軽く 重みを削って飛ばし続けた 浅はかな願いは軽薄なレースで包んだ 見えるように見えぬように 叶うならせめていっときの盾になりたい 対(つい) […]
2022年8月17日
今年は凍った夏がやってきた 霜が降りた8月 吐く息白く 太陽は蒼い 切り裂く風に 波は尖る
2022年8月16日
河辺に揺れるは柳の葉 袂の揺れる初恋は 風に流れてどこへやら
2022年8月14日
昼の隣 照らしても届かぬ夜 夕焼けはおらず そばを歩く 落ちぬよう
2022年8月12日
暗闇の中で目が覚める 短く長い独り 孤とは独とは 誰も知らぬ 見えぬものが見えて 見えるものが見えぬ 見たいものは見えず 見たいものがわからず
2022年8月11日
今日が昨日になる 明日が今日になる 未来が今になる 朝の前 夜の後 私はこれが一番好きだ